【2025年最新】初心者が選ぶべきおすすめ釣り竿と選び方のポイント

【2025年最新】初心者が選ぶべきおすすめ釣り竿と選び方のポイント

初心者が扱いやすい釣り竿の種類

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/9A-797983/

結論から言うと、初心者におすすめの釣り竿は、様々な釣りで幅広く使える2m~3m前後のスピニングロッドがおすすめです。

スピニングロッドとは、スピニングリールを装着して使う釣り竿のことで、ワームや軽いルアーなどを使った釣りに適しています。

キャスト(竿を振りかぶってルアーや仕掛けを投げること)しやすく、取り扱いやすいのが初心者におすすめの理由です。

ほかにも釣り竿にはさまざまな種類があり、初心者にそれぞれおすすめです。

  1. オールラウンドに使える「スピニングロッド」
  2. 持ち運びしやすく旅行にも持っていける「コンパクトロッド」
  3. ルアー釣りに挑戦するなら「バスロッド」
  4. リールが不要で手軽な「延べ(のべ)竿」

それぞれどんな竿なのか詳しく見ていきましょう。

1. スピニングロッド(スピニングリール対応)

初心者におすすめのスピニングロッドは、シマノ「ルアーマチック S96M スピニングモデル 2.90m」です。

■シマノ ルアーマチック S96M スピニングモデル 2.90m

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-355621

ルアーを使った幅広い釣りに対応する入門用スピニングロッドとして、世代を問わず高い人気をほこり、1万円前後で手に入るコストパフォーマンスの高いモデルです。

  • ルアーマチック S96M スピニングモデル 2.90m
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):7,958円
  • 釣りの種類・用途:アジ、メバル、ヒラメ、アオリイカなど
  • 竿の長さ:2.9m

スピニングロッドの特徴やおすすめの用途

スピニングロッドの特徴は、軽くて扱いやすく、糸絡みが少ないためキャストが簡単です。

海・川のどちらでも使える万能さもあり、おすすめの用途は、以下のようになっています。

  • 防波堤
  • エサを撒いて疑似バリで釣るサビキ釣り
  • 軽量な重りとルアーを使って釣るちょい釣り
  • 湖や川でのウキ釣り・ルアー釣り(淡水釣り)

スピニングロッドは、リールの回転がスムーズで初心者でも簡単に投げられ、ライントラブル(糸の絡まり)も少なく、海でも川でも使える点が初心者におすすめ理由です。

2. コンパクトロッド(振り出し竿・テレスコピックロッド)

コンパクトロッドは収納したときの寸法(仕舞寸法)が短いため、持ち運びしやすい釣り竿で、以下のようなものが初心者におすすめです。

■ダイワ リバティクラブ ライトパック 30-240 2.45m ロッド

引用元:https://fishingman.jp/products/diw-05505011

仕舞寸法が42cm(0.45m)とコンパクトなため、リュックやバッグなどに入れて持ち運びやすく、旅先にも持っていけます。

初心者も始めやすい軽量のルアーを使ったライトルアーフィッシングや、堤防からのチョイ投げ、サビキ釣りに適したコンパクトロッドです。

  • リバティクラブ ライトパック 30-240 2.45m ロッド
  • メーカー:ダイワ
  • 販売価格(税込):10,573円
  • 釣りの種類・用途:ライトルアーフィッシング、チョイ投げ、サビキ釣り
  • 竿の長さ:2.45m
  • 仕舞寸法:0.45m(45cm)

コンパクトロッドの特徴やおすすめの用途

コンパクトロッドの特徴は、仕舞寸法が短く持ち運びが便利な点で、伸ばすだけで使えるのでセッティングが簡単です。

おすすめの用途は、旅行やキャンプなどのアウトドア、防波堤や川でのちょい釣り(サビキ釣り・ウキ釣り)で、どこでも簡単にセッティングして使えます。

収納がコンパクトで持ち運びしやすい点と、安価なものも多く、初心者向けのセットも豊富に用意されている点が、まずは試しに釣りをしてみたい人にピッタリです。

3. バスロッド(ルアーロッド)

ブラックバス釣り用の竿として、長らく愛され続けているのがシマノ「バスワンXT+ 1610M-2 ベイトモデル」です。

■シマノ バスワンXT+ 1610M-2 ベイトモデル

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-355089

キャスティングしやすいよう、ブレを抑えたしなやかさが追求されており、初心者でもキャストしやすい設計になっています。

また、地形の変化や魚の食いつきが分かりやすいよう、高感度化にもこだわった仕様なので、魚のアタリも分かりやすいのが初心者におすすめの理由です。

  • バスワンXT+ 1610M-2 ベイトモデル
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):7,958円
  • 釣りの種類・用途:ブラックバスなど
  • 竿の長さ:2.08m

バスロッドの特徴やおすすめの用途

バスロッドの特徴は、軽量で操作性がよくルアーを投げやすい設計になっており、竿の長さが短いモデルも多いため、取り回しが楽です。

ブラックバス釣りやトラウト(ニジマスなど)、シーバス(スズキ)を狙った淡水ルアーフィッシングや、軽めのジグやワームを使った釣りがバスロッドおすすめの用途になります。

バスロッドは竿の長さが長すぎないためコントロールしやすく、種類も豊富で安価なモデルも充実しているため、入門用として初心者に最適です。

4. のべ竿(リールなし・一本物)

リールを使わない一本物ののべ竿でおすすめは、シマノ「フリースタイルロッド 23 ボーダレスBB 360H-T」です。

■シマノ フリースタイルロッド 23 ボーダレスBB 360H-T

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-270795

振り出しやすい軽量でしなやかな竿で、幅広いターゲットに対応した設計になっており、メタルジグなどのアクションにも素早く反応してくれます。

感度が高いため魚の食いつき(アタリ)がわかりやすく、軽量で長時間の使用でも疲れにくい点が、初心者におすすめの理由です。

  • フリースタイルロッド 23 ボーダレスBB 360H-T 
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):19,904円
  • 釣りの種類・用途:アジ、メバル、ヒラメ、アオリイカなど
  • 竿の長さ:3.6m

のべ竿の特徴やおすすめの用途

のべ竿はリールを使わないのでシンプルな釣りが楽しめ、軽量で扱いやすくウキ釣りなどに向いています。

おすすめの用途は、川や池などでフナやハゼなどを狙ったウキ釣り、防波堤でアジやメバルなどの小物狙いや、サビキ釣りでサバやイワシなどです。

のべ竿が初心者におすすめの理由は、リールの扱い不要で仕掛けをセットするだけで手軽に釣りが楽しめる点で、子どもや家族での釣りもできます。

初心者向けのおすすめ釣り竿12選!

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/89-1227449/

初心者におすすめの釣り竿を、「スピニングロッド」「コンパクトロッド」「バスロッド」「のべ竿」のタイプごとにそれぞれ3種類、合計12種類を紹介していきますので、気になった竿があればぜひチェックしてみてください。

どのタイプが良いのか迷った場合は、幅広い釣りに対応できる「スピニングロッド」がおすすめです。

■スピニングロッド(スピニングリール対応)

1.シマノ バスワンXT+ 266L-2 スピニングモデル

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-355157

初心者でも扱いやすい操作性と、アタリが分かりやすい感度の高さから、初心者におすすめなのがシマノ「シマノ バスワンXT+ 266L-2 スピニングモデル」です。

キャスト(仕掛けやルアーを投げること)しやすく、魚が掛かったときのアタリ感度も高いことから、初心者におすすめです。

  • 商品名:バスワンXT+ 266L-2 スピニングモデル
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):9,003円
  • 釣りの種類・用途:バスフィッシィング、シーバスなど
  • 竿の長さ:1.98m

2.シマノ ゾディアス S64L-5 スピニングモデル

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-302588

キャンプでのアウトドアレジャーでの釣りから本格的なバスフィッシングまで、幅広く釣りが楽しめるのが、シマノ「ゾディアス S64L-5 スピニングモデル」です。

カーボンモノコックグリップにより高い感度でアタリを逃さないほか、持ち運びしやすい自由度の高いモデルになっています。

  • 商品名:ゾディアス S64L-5 スピニングモデル
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):19,373円
  • 釣りの種類・用途:バスフィッシィング、シーバスなど
  • 竿の長さ:1.93m

3.シマノ ポイズンアドレナ 266L-2 スピニングモデル

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-271150

シマノ「ポイズンアドレナ 266L-2」は、軽量さと高い剛性を両立させたスピニングモデルで、ルアーを問わずに釣りが楽しめます。

標準装備されたXガイドタッチフリーにより、ラインが放出されたときにフレームなどに当たることなく、ライントラブルの発生を抑えるモデルです。

  • 商品名:ポイズンアドレナ 266L-2
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):38,379円
  • 釣りの種類・用途:バスフィッシィング
  • 竿の長さ:1.98m

■コンパクトロッド(振り出し竿・テレスコピックロッド)

4.プロマリン CB アシスタパック 210

引用元:https://fishingman.jp/products/hmd-4997223316369

釣りをお試しでしてみたい人にもおすすめなのが、プロマリンの「CB アシスタパック 210」です。

仕舞寸法は61cmで、バッグやリュックなどで持ち運べるほか、水場でのキャンプに持っていけば手軽に釣りが楽しめます。

  • 商品名:CB アシスタパック 210
  • メーカー:プロマリン
  • 販売価格(税込):2,890円
  • 釣りの種類・用途:ちょい投げ、サビキ釣り、ウキ釣りなど
  • 竿の長さ:2.1m

5.プロマリン PG ミリタコンパクト 210BK

引用元:https://fishingman.jp/products/hmd-4997223611587

少しでも安価なコンパクトロッドが欲しい人におすすめなのが、プロマリン「PG ミリタコンパクト 210BK」です。

2,000円を切る価格(2025年3月現在)ながら、ちょい投げやウキ釣り、サビキ釣りが楽しめ、カラーも4色の中から選べます。

  • 商品名:PG ミリタコンパクト 210BK
  • メーカー:プロマリン
  • 販売価格(税込):1,980円
  • 釣りの種類・用途:ちょい投げ、サビキ釣り、ウキ釣りなど
  • 竿の長さ:2.1m

6.ダイワ リバティクラブ ショートスイング 20-240

引用元:https://fishingman.jp/products/diw-05401090

幅広い釣りに対応したコンパクトロッドが欲しい人におすすめなのが、ダイワ「リバティクラブ ショートスイング 20-240」です。

仕舞寸法は71cmで、ゴム素材のグリップエンドにより、投げ釣りのときにしっかり握れ、投げ釣りだけでなく堤防釣り全般にも対応しています。

  • 商品名:リバティクラブ ショートスイング 20-240
  • メーカー:ダイワ
  • 販売価格(税込):7,741円
  • 釣りの種類・用途:ちょい投げ、サビキ釣り、ウキ釣りなど
  • 竿の長さ:2.4m

■バスロッド(ルアーロッド)

7.ダイワ ルアーニスト 66L

引用元:https://fishingman.jp/products/diw-01480784

ダイワ「ルアーニスト 66L」は、ダイワオリジナルの握りやすいリールシート(リールを固定するパーツ)を装着した、初心者向け入門用のルアーロッドです。

シンプルなデザインながら高級感があり、オリジナルな釣り袋も付属しているので、持ち運びもしやすくなっています。

  • 商品名:ルアーニスト 66L
  • メーカー:ダイワ
  • 販売価格(税込):7,531円
  • 釣りの種類・用途:ブラックバス、シーバスなど
  • 竿の長さ:1.98m

8.シマノ ゾディアス C66ML-5 ベイトモデル

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-302557

「ゾディアス C66ML-5 ベイトモデル」は、ベイトリール(糸を巻き取るスプールがボディに埋め込まれたタイプ)向けのバスロッドです。

場所を問わずに持ち運びしやすく、しなやかさと剛性をあわせ持ち、竿を伝ってくる感度も高いのでアタリを逃しません。

  • 商品名:ゾディアス C66ML-5 ベイトモデル
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):19,774円
  • 釣りの種類・用途:ブラックバス、シーバスなど
  • 竿の長さ:1.98m

9.シマノ ゾディアス 264UL-S/2 スピニングモデル

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-396914

先に紹介したシマノ「ゾディアス」のスピニングリールモデルで、ベイトリールモデル同様に感度が高く、魚のヒットが分かりやすいモデルです。

しなやかさと高い剛性を兼ね備え、時間や場所を問わず自由に持ち運べ、バスフィッシングはもちろん、シーバス(スズキ)や青物小物も狙えます。

  • 商品名:ゾディアス 264UL-S/2 スピニングモデル
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):16,398円
  • 釣りの種類・用途:ブラックバス、シーバスなど
  • 竿の長さ:1.93m

■のべ竿(リールなし・一本物)

10.ダイワ 振出万能竿 硬調50

引用元:www.amazon.co.jp/dp/B00I6S53SM

アジやメバルなどのさまざまな魚に対応した、食い込みのよいソリッド継穂先を採用しているのべ竿(リールを使用しない竿)が、ダイワ「振出万能竿 硬調50」です。

サビキ釣りやメバル釣り、ウキ釣りなどリールを使わない釣り方なら万能な使い方ができ、手応えがしっかりした高い操作性ののべ竿です。

  • 商品名:振出万能竿 硬調50
  • メーカー:ダイワ
  • 販売価格(税込):6,817円
  • 釣りの種類・用途:サビキ釣り、メバル釣り、ウキ釣りなど
  • 竿の長さ:4.99m

11.シマノ フリースタイルロッド 23 ボーダレス GL

引用元:www.amazon.co.jp/dp/B0BSRKVX5M

シマノ「フリースタイルロッド 23 ボーダレス GL」は、操作性や感度、パワーなどのバランスがよく、のべ竿を長く使っていきたい人におすすめのモデルです。

負荷がかかりやすい節の部分にプロテクターを装着し、破損のリスクを軽減しているほか、ネジレに強い設計で大物にも対応しています。

  • 商品名:フリースタイルロッド 23 ボーダレス GL
  • メーカー:シマノ
  • 販売価格(税込):29,953円
  • 釣りの種類・用途:サビキ釣り、メバル釣り、ウキ釣りなど
  • 竿の長さ:4.5m

12.プロマリン PG 清風 360

引用元:https://fishingman.jp/products/hmd-4997223255224

お手頃価格で釣りを楽しみたい人、これから釣りを始める釣り初心者の人におすすめなのが、プロマリン「PG 清風 360」です。

安価でお求めやすく、握りやすい大きめのEVAグリップを採用した、釣り入門用として最適なモデルになっています。

  • 商品名:PG 清風 360
  • メーカー:プロマリン(PRO MARINE)
  • 販売価格(税込):1,525円
  • 釣りの種類・用途:サビキ釣り、メバル釣り、ウキ釣りなど
  • 竿の長さ:3.6m

初心者でも失敗しない釣り竿の選び方

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/AA-3778880/

釣り場やターゲットなどに合わせ、数多くの種類やモデルがある釣り竿ですが、選ぶ際は以下の点に注意すると、初心者でも釣り竿選びが失敗しません。

  1. 釣りのスタイルを決める
  2. 釣り竿の長さを選ぶ
  3. 釣り竿の硬さ(アクション)を選ぶ
  4. 釣り竿の素材を選ぶ

それぞれどういったことなのかを詳しく見ていくと共に、選ぶ際の基準やおすすめの要素を解説していきます。

<h3>1. 釣りのスタイルを決める</h3>

釣り竿を選ぶにあたり、釣りのスタイルによって適した竿が異なるため、まず「どんな場所で、どんな魚を釣りたいか」を決めましょう。

釣りの場所(種類)や主な釣り場、おすすめの釣り竿は以下の表のようになっています。

釣りの種類 主な釣り場 おすすめの釣り竿
防波堤・堤防釣り(サビキ、ちょい投げ) スピニングロッド、コンパクトロッド
ルアー釣り(ブラックバス、シーバス) 湖・海 バスロッド、スピニングロッド
川・池でのウキ釣り(コイ、フナ、ハゼ) 川・池 のべ竿
遠投して大物狙い(投げ釣り、ショアジギング) 海・砂浜 投げ竿、ジギングロッド

ポイントとして、「初心者にとって、扱いやすい釣り竿かどうか」を重視するのが重要で、いきなり高額で専門的な釣り竿を選ぶと、取り扱いしにくく挫折の原因となります。

まずはどんな釣りをしたいのか、どんな魚を釣りたいのかスタイルを決め、初心者など入門者に向けた釣り竿を選ぶのがおすすめです。

2. 釣り竿の長さを選ぶ

釣り竿の長さはツル場所やターゲット魚種によって変わり、初心者は扱いやすさを最優先に選ぶのがポイントです。

取り回しがしやすく初心者向けなのが、1.8m~2.4mの長さの釣り竿で、3m以上になると遠投向けですが、初心者が扱うのは難しくなります。

初心者は2.0m前後の釣り竿が最適で、長すぎると遠投には強くなるものの取り回しが難しくなり、逆に短いと遠投が難しくなるため、バランスが必要です。

■釣りの種類と釣り竿の長さの目安

釣りの種類 竿の長さの目安
防波堤・堤防釣り 1.8m~3.0m
ルアー釣り 2.1m~3.0m
川・池でのウキ釣り 1.8m~2.4m
遠投して大物狙い 3.6m~4.5m

釣り場ごとにおすすめの長さは表のようになっているので、釣りの種類に合わせて釣り竿の長さを選びましょう。

3. 釣り竿の硬さ(アクション)を選ぶ

釣り竿は、「硬い釣り竿」や「柔らかい釣り竿」など硬さが異なっており、釣りたい魚や使いたい仕掛けによって、選ぶ硬さを決めます。

■釣り竿の硬さと使用感

釣り竿の硬さ 使用感・対象
UL(ウルトラライト) 軽くて柔らかい(小魚向け)
L(ライト) ほどよい柔らかさ(初心者向け)
M(ミディアム) 万能(海・川のどちらでもOK)
MH(ミディアムヘビー) しっかり硬め(大物向け)
H(ヘビー) 非常に硬い(大物狙い)

様々な硬さがありますが、初心者は「L(ライト)~M(ミディアム)」の硬さが扱いやすくおすすめです。

■釣りの種類と硬さの目安

釣りの種類 おすすめの硬さ
サビキ釣り・チョイ投げ L(ライト)
バス釣り・シーバス釣り ML(ミディアムライト)
遠投して大物狙い MH(ミディアムヘビー)

大物狙いには硬い竿となりますが、硬すぎるとアタリ(魚が食いついた感覚)が分かりづらくなるので、注意が必要になります。

4. 釣り竿の素材を選ぶ

釣り竿の素材には主に、 「カーボン」 と 「グラスファイバー」 の2種類があり、初心者はグラスファイバー混合の釣り竿がおすすめです。

カーボンは軽量で感度が高いですが、カーボン100%は非常に軽量であるものの、高価で折れやすく、取り扱いが難しくなります。

グラスファイバーはカーボンほど軽量ではありませんが、丈夫で折れにくいうえ比較的安価で、サビキ釣りやウキ釣りなどの釣りにも向いている素材です。

初心者には価格と扱いやすさのバランスから、カーボンとグラスファイバーの混合がおすすめです。

釣りの種類ごとの適した釣り竿

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/B9-2650625/

釣りの種類ごとに適した釣り竿は、以下の表のようになっています。

釣りの種類 主な用途・ターゲット 適した釣り竿
1. 防波堤・堤防釣り アジ、イワシ、カレイなど スピニングロッド、コンパクトロッド
2. ルアー釣り ブラックバス、シーバス、エギング(イカ) バスロッド、シーバスロッド、エギングロッド
3. 川・池でのウキ釣り ニジマス、ヤマメ、フナ、ハゼなど のべ竿
4. 遠投釣り ヒラメ、ブリ、ヒラマサなど 投げ竿、ショアジギングロッド(大物狙い)
5. 船釣り タイ、イカ、青物(サワラ、サバ)など 船竿

釣りの種類ごとに、より詳しく適した釣り竿や長さ、特徴について見ていきましょう。

1. 防波堤・堤防釣り(サビキ釣り・ちょい投げ釣り)

防波堤や堤防釣りに適した釣り竿は、長さ2.0m~3.0m前後のスピニングロッドやコンパクトロッド(振り出し竿)です。

初心者向けで取り扱いしやすく、軽くてサビキ釣りやちょい投げにも最適なのが特徴。

小魚釣りやアジ・イワシを狙うなら2.0m~2.4mのスピニングロッド、キスやカレイなどを狙うなら2.7m~3.0mのスピニングロッドが適していますが、初心者は2.0m前後のスピニングロッドとリール付きのセットが最適です。

2. ルアー釣り(ブラックバス・シーバス・エギング)

ルアーを使った釣りに適した釣り竿は、バスロッドやシーバスロッド、エギングロッドです。

釣り竿 適した長さ 適した硬さ 主な用途
バスロッド 1.8m~2.1m ML~M ブラックバス
シーバスロッド 2.4m~3.0m M~MH 海でルアー
エギングロッド 2.4m~2.7m L~ML イカ

特徴はルアーを投げやすい設計になっており、軽量で操作しやすく、魚のアタリ(食いつき)を感じやすいです。

初心者はバス釣りなら、1.8mで硬さがML~Mのバスロッド、シーバス(スズキ)釣りなら2.7mで硬さがM~MHの釣り竿を選びましょう。

3. 川・池でのウキ釣り(フナ・ハゼ・コイなど)

川や池でウキを垂らし、フナやハゼ、コイなどを狙う場合は、3.0m~5.0mの延べ竿がおすすめです。

特徴はリールがなくシンプルな作りなので重量も軽く、短いものは初心者でも取り扱いしやすくなっています。

おすすめののべ竿は、ハゼやフナ釣りなら 3.0mののべ竿、コイ釣りは4.5m〜5.0mののべ竿で、初心者は3.0mののべ竿が扱いやすくおすすめです。

4. 遠投釣り(投げ釣り・ショアジギング)

投げ釣りやショアジギングなどの遠投釣りに適しているのが、3.6m〜4.5mの投げ竿や、2.7m〜3.3mのショアジギングロッドです。

遠投できるよう長めに設計され、大型リールと組み合わせるのが特徴で、ヒラメやブリなど引きの強い魚に向けた仕様になっています。

適しているのが、キスやカレイを狙ったちょい投げは3.6mの投げ竿、大物狙いの本格的な遠投釣りには4.2m以上の投げ竿、青物狙いのショアジギングなら2.7m~3.3mで硬さがMH~Hのもので、初心者は3.6m程度の投げ竿を選ぶと扱いやすいでしょう。

5. 船釣り(タイ・イカ・青物)

船に乗ってタイやイカ、サワラやブリなどの青物を狙うのに適しているのが、1.5m~2.4mの船竿です。

船上での操作性を考えた短めの設計で、強い引きにも耐えられるしなやかさを兼ね備えています。

タイラバ(マダイ付き)をするなら1.8mのタイラバロッド、イカ釣りなら2.0mのイカ竿、ブリやカンパチなどの青物には2.1m~2.4mの船竿が適しており、初心者なら2.0mの船竿がベストです。

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