青物釣りとは?魅力や釣れる魚、釣法の種類について徹底解説

青物釣りとは?魅力や釣れる魚、釣法の種類について徹底解説

青物釣りとは何か

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/ab-4052150/

青物釣りとは回遊性が強く、引きが非常に強いブリやヒラマサなどの青物魚を狙う釣りのことです。

釣りのジャンルの中でもスピード感やパワー、爽快感が圧倒的なので、多くの釣り人を虜にしています。

青物とはどんな魚?

青物とはサバやブリなど、体が細長く背中が青い回遊魚の総称のことで、遊泳力が高いため引きが非常に強いのが特徴です。

広大な海を群れで泳ぎ続ける回遊魚で、持久力のある筋肉を持っているため身は赤く、成長が早いので大型になりやすいのも特徴。

泳ぐためのエネルギー代謝が活発なため、死後は酵素分解が進みやすく、鮮度が落ちるのが早い(腐りやすい)青魚も多いです。

おもな青物の種類

おもな青物には、以下のような魚がいます。

魚種

特徴など

ブリ

出世魚で、大きさによってワカシイナダワラサブリと成長

ヒラマサ

引きが強烈な高級魚で、海のスプリンターとも呼ばれる

カンパチ

海底に向かって引き込むようなパワー感が特徴

アジ

平べったい体にゼイゴと呼ばれる硬くトゲのようなウロコが特徴

サバ

日本中の海に生息し、日本では主にマサバとゴマサバが代表的

イワシ

平たく細長い体で、鮮度が落ちやすく傷みやすい

カツオ

丸みが強い紡錘形の体型で高速で泳ぐ。素早い巻きが求められる

サワラ

成長によって名前が変わる出世魚。一般的に60cmを超えるとサワラ

青物はショア(岸や浜辺、堤防など陸からの釣り)、オフショア(船からの釣り)問わず人気の高いターゲットですが、青物の魅力とはどんな点なのでしょうか。

青物釣りの魅力

以下のような点が青物釣りの魅力です。

1. とにかく引きが強い 2. 釣れたときの達成感が大きい 3. 食べて美味しい

青物の魅力について、詳しく見ていきましょう。

① とにかく引きが強い

回遊性のある青物は力強い泳ぎが特徴で、ヒットした瞬間にロッド(釣竿)がひったくられるような強い引きが魅力のひとつです。

ブリやヒラマサ、カンパチなどは特にパワフルな引きで一気にラインが引き出され、ロッドが大きく曲がり、腕が痛くなるほどのファイトが味わえます。

引きが強いため体力勝負になることも多いですが、何度味わっても飽きない中毒性があるのが青物釣りの魅力です。

② 釣れたときの達成感が大きい

強い引きでロッドが持っていかれそうになる青物は、少しずつ引き付けていく体力勝負となることも多く、釣れたときの達成感が大きいです。

青物は回遊しているため回遊のタイミングを読む必要があり、釣れない時間も長くなりがちですが、だからこそ1本釣れたときは別格の感動があります。

体力勝負になることも多く、回遊のタイミングを読まないと釣れないので、釣れたときの達成感が大きいのが青物の魅力です。

③ 食べて美味しい

青物釣りではアジやイワシなどの小ぶりで定番の魚から、ブリやカンパチなどの高級魚まで釣れ、刺身やブリしゃぶ、照り焼きなど様々な調理方法で美味しく食べられます。

鮮度が良いほど味もよいため価値が高く、特に自分で釣った魚は格別の味わいです。

中でも冬場のブリは寒ブリと呼ばれ、脂が乗ってとろけるような味わいが楽しめ、釣る・食べるという釣り人の特権が味わえるのも青物の魅力のひとつ。

青物釣りは初心者でも可能?

結論から言うと、釣り初心者でも青物釣りは可能で、時期と場所を選べば初心者でも強烈な引きを味わうことができます。

ただし、青物は回遊しているため、釣れる日と釣れない日の差が大きく、魚が回遊していない日は何をしても釣れません。

しかし、群れで回遊しているため、回遊に当たれば初心者でも数釣りできます。

初心者におすすめの青物釣り

釣り初心者の人は、まずは釣れるという成果を味わうためにも、アジやサバなどの比較的小さめの魚を狙うのがおすすめです。

エサの管理が不要なメタルジグ(ジグ)を使ったルアー釣りで、仕掛けをキャスト(投げる)してリールを巻くだけの「ただ巻き」でも青物が釣れます。

特にアクションも必要なく、ジグを投げて着水したら底まで沈むのを待ち、1秒間に2回転ほどのスピードでリールを巻くだけなので、操作がとても簡単です。

青物釣りはどんな魚が釣れるの?

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青物釣りで釣れる魚は、代表的なブリやヒラマサ、カンパチを始め多岐に及びます。

まずは青物で代表的なブリ族に関して、どんな魚が釣れるのかを見ていきましょう。

ブリ(ブリ族)

ブリはスズキ目アジ科に属する大型の肉食魚で、成長に応じて呼び名が変わる出世魚です。

ブリの大きさにより、以下のように呼び方が変化していきます。

1. モジャコ(稚魚) 2. ツバス(〜40cm前後) 3. ハマチ(〜60cm前後) 4. メジロ/ワラサ(〜80cm前後) 5. ブリ(80cm以上)

80cm以上まで成長した個体がブリと呼ばれ、日本全国で狙える王道の青物で、サイズが上がるほど引きが別次元になっていきます。

引きの強さと、釣り上げたときの達成感が大きく、初心者〜上級者まで人気No.1の青物です。

ヒラマサ

ヒラマサはブリにそっくりな姿をした青物で、時速50km/hを超える高速遊泳性から、海のスプリンターとも言われています。

岩礁帯や外洋向きで狙えるほか、磯・沖磯、船で人気があり、高速で泳げることから瞬発力と突進力が非常に強いです。

高級魚として取り扱われ、瞬発力や強い引きから青物の中でも別格と言われる存在で、青物釣りの最終目標に挙げる人も多くなっています。

カンパチ

カンパチはブリ・ヒラマサと並んで「青物御三家」と言われる大型の回遊魚で、白身の高級魚としても有名です。

ブリのように成長過程に応じて呼び方が変わり、若魚は「シオ」「ショッコ」などと呼ばれる出世魚でもあります。

温かい海域を好むため南日本や周辺の離島に多く、主にジギングや泳がせ釣りで狙いますが、強力な引きと根に突っ込む性質のため、取り込みが難しいです。

サワラ・サゴシ

サワラは細長い体で高速で泳ぐ回遊魚で、60cm以下のサイズだとサゴシ、60cmを超えるとサワラと呼ばれる出世魚です。

ノコギリのような鋭い歯を持つため、リーダー(ハリス)は太めのものを使用しないと簡単にラインを切られてしまい、釣り上げたときはフィッシュグリップが必須になります。

ルアー釣りで人気が高く、高速で泳ぐため、高速巻きや軽いジャークで誘うのが効果的な青物です。

その他

青物で定番のブリやヒラマサ、サワラなどのほかにも、シイラやカツオ、ソウダカツオなども青物に分類されます。

春から秋にかけてシーズンのサバや、釣り初心者やファミリーでも簡単に狙えるアジ、中・大型魚を狙う際のベイトとしても使われるイワシも青物です。

青物と一括りにはなるものの、ターゲットに応じた仕掛けや釣り方が必要なため、まずはどんな魚を釣りたいのかを決め、その上で道具を揃えるなど準備すると良いでしょう。

青物釣りの釣り方・釣法の種類

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強い引きが魅力の青物の釣り方や釣法の種類には、以下のような方法があります。

• ショアジギング • キャスティング • トップウォーター • 船ジギング

それぞれがどんな釣り方・釣法なのか、詳しく見ていきましょう。

ショアジギング

ショアジギングとは、ショア(岸や堤防など陸)からジグというルアー(疑似餌)を使って行う釣りのことで、一般的にはメタルジグを遠投して広範囲を探る釣りを指します。

必要な釣り道具の点数も多くなく、エサを管理したり付けたりする必要もないので、堤防・サーフ・磯から手軽にできる釣りです。

朝マズメと相性が良く回遊待ちの釣りなので、初心者が最初に挑戦しやすい王道釣法になっています。

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-394231

シマノ(SHIMANO)「ソルティーアドバンス SHORE JIGGING S100M」は、ショアジギングに適したコストパフォーマンスの高いロッドです。

上位機種譲りのハイレベルなブランクスを採用、クラスを超える軽さとパワーを追求し、青物をはじめさまざまな魚種に対応できます。

• 商品名:ソルティーアドバンス SHORE JIGGING S100M • メーカー:シマノ(SHIMANO) • 全長:3.05m • 自重:240g • 継ぎ方式:逆並継 • 継数:2本 • 仕舞寸法:157cm • ジグウェイト:MAX 60g • プラグウェイト:MAX 40g • 適合ラインPE:MAX 2号 • 販売価格(税込):15,578円

キャスティング

キャスティングとは、ミノーやシンキングペンシルなどのルアーをキャストし、広範囲を探りながら青物を狙う釣り方のことです。

船からのキャスティングはオフショアキャスティングと呼ばれ、ショアからでは届かないナブラ(小魚の群れが大型魚から逃げて海面を波立たせたり飛び跳ねたりする現象)などのスポットが直接狙えます。

自然な動きで食わせやすく、表層〜中層の青物に強いため、ジグで反応がない時の切り札にもなる釣り方です。

引用元:https://fishingman.jp/products/hmd-4997223445373

クロスファクター(cross factor)「サイコミノー IW イワシ」は、水中に沈むシンキングタイプのミノーです。

扱いやすい全長90mmで、イワシを模したカラーリングになっています。

• 商品名:サイコミノー IW イワシ • メーカー:クロスファクター(cross factor) • タイプ:シンキング • 全長:90mm • 自重:11g • カラー:IW(イワシ) • 販売価格(税込):379円

トップウォーター

トップウォーターとは、水面に浮くルアーを使い、アクションを起こさせて青物を誘う釣りのことです。

水面に浮きながら水しぶきや音で青物を誘いますが、陽の光でルアーが反射し青物に見切られにくい特徴があります。

積極的にベイトを捕食する活性が高い時に効果抜群で、特に夏〜秋のベイトが多い時期に向いた釣り方です。

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-301789

シマノ「コルトスナイパーBB S100H」は、トップウォーターに対応するルアー重量が最大100gのソルトショア(海で岸から行う釣り)ロッドです。

遠投性と操作性、パワーのバランスを兼ね備えた高いパフォーマンスを実現させています。

• 商品名:コルトスナイパーBB S100H • メーカー:シマノ(SHIMANO) • 全長:3.05m • 自重:307g • 継数:2本 • 仕舞寸法:157cm • ジグウェイト:MAX 100g • プラグウェイト:MAX 85g • 適合ラインPE:MAX 4号 • 販売価格(税込):18,810円

船ジギング

船ジギングとは、船からルアーのメタルジグ(金属製の疑似餌)を落として縦に狙う釣りのことで、水深がある場所を狙えるので、大型青物が釣れます。

船によっては魚群探知機で群れを探し、ピンポイントで直撃できるので、冬場でも安定した釣果が出やすいです。

150g程度のメタルジグを使い、風や潮で流れる船の動きを利用し、常にポイントが移動していきます。

引用元:https://fishingman.jp/products/hyb-fs402-150-1

ハヤブサ(Hayabusa)「ジャックアイ エアジャーク スケイル」は、オフショア専用の鱗がきらめき、ターゲットを誘うメタルジグです。

軽いシャクリでもキレのあるダート(魚が逃げ惑うような左右に不規則に跳ねる動き)とイレギュラーフォール(不規則な沈下)を演出し、アクションとリアル魚鱗ホログラムでターゲットに強烈にアピールします。

• 商品名:ジャックアイ エアジャーク スケイル 1/リアル魚鱗 • メーカー:ハヤブサ(Hayabusa) • 自重:150g • 販売価格(税込):1,054円

青物釣りにおすすめの時期・時間帯

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/88-769988/

魚は時期や時間帯によって行動が変わるため、時期や時間ごとの魚の動きを把握しておくことが、釣果につながるための重要ポイントです。

青物魚のベストな時期や時間帯、時期ごとの特色について詳しくみていきましょう。

結論:青物釣りのベスト時期・時間帯は?

青物釣りのベスト時期は9〜11月の秋で、ベストな時間帯は朝マズメと夕マズメです。

時期や時間帯に加え、青物のベイト(小魚)が接岸してくるタイミングと、潮が動くタイミングが重なると、初心者でも釣れる確率が一気に上がります。

次いで青物釣りのベストなタイミングは、6~8月の朝マズメと夕マズメで、この時期は気温が高くなる日中は青物の活性も落ちて釣れにくいです。

年間を通した青物釣りの時期

年間を通した青物釣りの時期(春夏秋冬)ごとの特色は、次のようになっています。

時期

狙いやすさ

特色

春(35月)

★★☆☆☆

小型青物が回遊し始め徐々に活性が上がる

夏(68月)

★★★☆☆

日中は暑さで活性ダウンしやすい

秋(911月)

★★★★★

青物が荒食いモードのベストシーズン

冬(122月)

★★☆☆☆

水温低下で狙えるチャンスが短い

春夏秋冬ごとに特色を詳しく見ていきましょう。

春(3〜5月)

3~5月の春は、冬に生息していた深場から徐々に沿岸に戻り、小型青物が回遊を始める時期です。

水温の上昇とともに青物の活性も上がりだし、小型青物が回遊を始めますが、水温が安定せず、日によって釣れる・釣れないのムラが大きくなります。

回遊を待ちながら広範囲を探る釣りが有効で、朝マズメ・夕マズメの短い時間がチャンスとなる時期です。

夏(6〜8月)

6~8月の夏は年間で最も気温が高くなる時期で、青物のベイトとなるアジやイワシなどの小魚が接岸してきます。

ベイトを追ってブリやカンパチなどの青物もより活発に行動しますが、気温が上がる日中は暑さで青物の活性もダウンしやすく釣れにくいです。

狙い目の時間帯は比較的気温の低い朝マズメ時で、ベイトを追って青物も接岸してきますが、気温や天候によって青物の回遊ルートも変わります。

秋(9〜11月)最盛期

9~11月の秋は海水温も下がりだし、青物が沿岸を回遊しながら荒食いモードに入る、年間で最も釣れやすい時期です。

回遊の頻度も高くなり、産卵のために体力をつける個体も増えるため、より積極的にベイトを追うようになります。

外洋を回遊してきた青物が成長して沿岸に戻って来るので、サイズ・数ともに期待でき、大型の青物が狙える時期です。

冬(12〜2月)

12~2月の冬は海水温が下がる影響で青物の回遊頻度も下がるため、数釣りが難しくなる反面、しっかり成長した大型が狙える時期でもあります。

回遊が少ないためポイントがシビアで、ベイトが溜まりやすい深場の境目(ブレイクライン)や、ベイトが入り込む河口付近が狙い目です。

水温の低下で青物の回遊頻度も下がりますが、気圧や天候の変化など、気象の変化によって青物の活性が高まることがあります。

青物が釣れる場所・ポイント

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青物が釣れる場所やポイントは以下のようになっています。

釣れる場所

狙いやすさ

堤防

★★★★★

最重要ポイントで初心者にもおすすめ

サーフ(砂浜)

★★★☆☆

離岸流や潮目が青物の通り道。ベイト接岸でチャンス大きい

★★★★☆

外洋に近く回遊頻度が高いが足場が悪く、危険度も高いため上級者向け

それぞれがどんな場所なのか特徴と、釣るためのポイントについて見ていきましょう。

① 堤防(初心者向け・最重要)

堤防とは高潮や高波などから陸地を守るための、土砂やコンクリートなどで作られた構造物のことで、堤防の先端や外向き(外洋に面した場所)は潮通し(潮の流れ)が良く、回遊待ちに最適な場所です。

ベイト(魚のエサ)が溜まりやすいため、ベイトを求めて青物が寄りやすく、足場が安定していて安全性が高いので、釣り初心者にもおすすめ。

朝マズメ(日の出前後の薄明るくなっていく時間帯)に回遊が当たると、初心者でも釣れます。

② サーフ(砂浜)

サーフ(砂浜)は、離岸流や潮目が青物の通り道になり、ベイト(魚のエサとなるプランクトンや小魚)が接岸すると青物の群れも集まってくるので、一気に釣れるチャンスが広がります。

回遊を待つのではなく、サーフを歩きながら気になるポイントに仕掛けを投入し、いるかどうかを探っていく釣りが基本です。

ヒットすれば連続で釣ることも可能で、スピード感のあるファイトが楽しめます。

③ 磯

磯とは岩礁地帯のことで、陸につながる地磯や岩場、船で渡れる沖磯があり、外洋に近いため青物の回遊頻度が高いです。

潮が当たる場所の先端や、サラシ(波が岩や岸などに当たって白く泡立って漂っている場所)周辺はプランクトンなど青物のベイトが集まりやすく、ベイトを狙って青物も集まる狙うべきポイントになっています。

大型青物が入りやすい反面、足場が悪いため難易度は高く、高波などに巻き込まれることもあるので、ライフジャケットなどの安全対策が必須です。

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