【初心者向け】カツオの釣り方完全ガイド!釣り方の種類・道具の選び方・コツなど
カツオの釣り方の種類

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/B7-6274147/
体長が50cm~1m以上にもなるカツオの釣り方には、一本釣りをはじめさまざまな釣り方があり、それぞれに特徴やメリットがあります。
カツオ釣りの初心者、釣り初心者に向けてカツオ釣りにはどんな釣り方があるのかを紹介するとともに、それぞれの釣り方の特徴やメリットなども解説していきますので、カツオ釣りの参考にしてみてください。
1. 一本釣り(伝統的な漁法)
カツオの一本釣りは江戸時代から行われている伝統的な漁法で、竿と仕掛けを使い、カツオの群れに仕掛けを投入して1匹ずつ釣り上げていく方法で、プロの漁師が主に行っています。
メリットは魚にストレスを与えにくく、鮮度が保たれやすいほか、大量に釣れる可能性がある点です。
注意点として、手返しの速さや1匹ずつ釣り上げていくため体力が必要で、初心者にはやや難しい釣り方になります。
2. トローリング
トローリングは船を走らせながら疑似餌(ルアー)を引っ張って釣る方法で、カツオ釣りの代表格です。
群れに遭遇すれば効率的に複数釣れ、大物も狙えるのがトローリングのメリットですが、船釣りが前提なのでコストがかかります。
釣果につなげるためには、ルアーの選び方や引き方に工夫が必要で、初心者にはコスト面や技術面においてやや難しいカツオの釣り方です。
3. カゴ釣り(撒き餌釣り)
カゴ釣りはカゴに餌(オキアミなど)を入れて撒き、コマセ(海中にエサを撒く)でカツオを寄せて釣る方法で、堤防や船からできる釣り方で、初心者でも始めやすいです。
群れに当たれば連続ヒットもある点がカゴ釣りのメリットですが、コマセの量や撒き方を工夫しないとカツオが寄らず、エサを撒き続けるため餌代もかかります。
カツオは回遊魚で潮の流れに敏感なため、潮目(潮と潮のぶつかるライン)や泡立ち、潮目の外側(沖側)が釣れる確率の高いポイントです。
4. ルアー釣り(キャスティング)
ルアー(疑似餌)釣りは、メタルジグやトップウォータープラグを投げて(キャスティング)、誘いながら食わせる方法で、カツオを釣る方法として近年人気が高まっています。
道具がシンプルで機動力があり、群れを見つけたときに即アプローチできる機敏さがルアー釣りのメリットです。
注意点として、カツオの活性が低いと反応しづらく、狙った位置にルアーを投げる、キャスティング技術が必要になるため、慣れや練習が必要になります。
5. サビキ釣り(小規模な方法)
小魚を釣るサビキ仕掛け(撒き餌をしながらサビキという仕掛けを投入して狙う)を応用し、カツオの若魚(ソウダガツオなど)を狙う釣り方もあります。
堤防からでも狙える手軽さと、道具が安価なので、初期投資が少なく手軽にできる点がサビキ釣りのメリットです。
狙えるサイズは小型が多く、大型カツオ狙いには不向きなので、より大型を狙いたい場合はほかの釣り方を選びましょう。
カツオ釣りの仕掛け・道具の選び方

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/B7-6274146/
カツオの釣り方にはさまざまな方法がありますが、初心者に向けてカツオ釣りの仕掛けや、必要な道具の選び方について解説していきます。
これからカツオ釣りを始めてみたいという人や、自分でカツオを釣って料理も楽しみたい人など、カツオ釣りをしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 竿(ロッド)
釣り竿(ロッド)はカツオの釣り方によって変わり、船釣り(カゴ釣り・一本釣り)の場合は全長が2〜3m前後、カツオの強い引きに耐えられる、中〜大型用の強めでパワーのある竿が必要です。
ルアー釣り(キャスティング)は、シーバスロッドやオフショアキャスティングロッドが使え、40〜80g程度のルアーを投げられる強さのロッドがあれば、カツオの強い引きにも耐えられます。

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-351791
シマノ(SHIMANO)「グラップラーBB タイプC S73ML」は、強化構造のハイパワーXを採用し、堅牢なブランクス(ロッドの本体部分)を持つオフショア用ロッドです。
船の上からでも扱いやすい長さ(レングス)、キャストが安定しやすいキャスティングモデルで、カツオに対応した最大80gのルアー重量になっています。
- 商品名:グラップラーBB タイプC S73ML
- メーカー:シマノ(SHIMANO)
- 全長:2.21m
- 継数:2
- 仕舞寸法:169.6cm
- 自重:206g
- ルアー重量:最大80g
- 最大ドラグ:6kg
- 適合ライン PE:最大3号
- 販売価格(税込):25,236円
船を走らせながらカツオを狙う、トローリングで使われるロッドは専用のトローリングロッドが必要で、全長が短め(7ft:約2.1m前後から8ft:約2.4m前後)の非常に頑丈なものを選びましょう。
2. リール
カツオ釣りで使用されるリールは、主にスピニングリールで、ルアーやカゴ釣りに多用されています。
カツオ釣りではドラグを酷使し頻繁に高速で巻き上げるので、番手は4000〜6000番で、ギア比ができるだけ高いもの、PEラインを使うのでドラグ性能が高い以下のようなものを選びましょう。

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-047397
シマノ(SHIMANO)「ストラディックSW 5000XG」は、高い耐久性やライントラブルの抑制力を持つ、上位機種に引けを取らないパフォーマンスの高いスピニングリールです。
6000番のスプール(ラインを巻く部分)との互換性があるので、予備スプールとして持っておくと状況に合わせてスプールの使い分けができます。
- 商品名:ストラディックSW 5000XG
- メーカー:シマノ(SHIMANO)
- 番手:5000番
- 自重:440g
- 糸巻量(PE):2号-350m、3号-240m、4号-170m
- ギア比:6.2
- 実用ドラグ力:8kg
- 最大ドラグ力:13kg
- 販売価格(税込):28,031円
カツオのキャスティングではスピニングリールが主流ですが、一部船釣りやトローリングでは強度と巻き上げ力に優れる両軸リール(ベイトリール)も使われます。
カツオは走るスピードが速く、ドラグ性能の高さがとても重要で、高速でラインを巻くこともしばしばあるため、ギア比が高いリールが最適です。
3. ライン(糸)
カツオ釣りで使われるライン(道糸)は、細くて強度があるPEラインの2〜4号が一般的で、釣る場所や使うルアーなど釣り環境に応じて号数を選ぶのが基本です。
PEラインは4本編み~12本編み程度まで複数の編み数が用意されており、カツオ釣りではおもに編み数が8本のものが使われています。
長さは最低でも200m以上、ゆとりをもたせたいなら300m程度巻いておくと安心で、以下のようなPEラインがカツオ釣りに適したラインです。

引用元:https://fishingman.jp/products/hmd-4997223277448
クロスファクター(cross factor)「スーパーコアファイターPE X8」は、コストパフォーマンスに優れた8本編みのPEラインです。
長さは300mと、動きの速いカツオにもゆとりを持って対応できる長さで、10mおきに5色で色分けがされているので、目標までの距離が把握しやくなっています。
- 商品名:スーパーコアファイターPE X8
- メーカー:クロスファクター(cross factor)
- 全長:300m
- 規格:3号(画像は2号のもの)
- 販売価格(税込):3,236円
カツオの歯や突進に備えるため、先端にナイロンかフロロのリーダー(3〜5号程度を1.5〜2m)を結んでおくと、ラインが切れにくくなりカツオの食いも良くなります。
フロロリーダーには耐摩擦力や感度のよさ、水中で目立ちにくいなどのメリットがあり、カツオで使われるのは以下のようなリーダーです。

引用元:https://fishingman.jp/products/tlsn-514916
レグロン(RAIGLON)「アパッチ フロロカーボン」は、耐摩耗力に優れたフロロカーボン素材で、1.42の屈折率によって光を反射し水中でも見えづらいため、カツオに警戒心を与えづらいです。
極薄連結スプールを採用しているので、収納時にバラけることなく持ち運びもしやすくなっています。
- 商品名:アパッチ フロロカーボン
- メーカー:レグロン(RAIGLON)
- 全長:30m
- 規格:5号
- 販売価格(税込):854円
4. 仕掛け
カツオの釣り方によって必要な道具は異なり、それぞれ以下のようなものが必要です。
(カゴ釣り)
- カゴ(コマセ用)
- クッションゴム
- サルカン
- ハリス3〜5号
- カツオ専用の針(ムツ針や伊勢尼など)

引用元:https://fishingman.jp/products/npn-06091
NPKナカジマ(NAKAZIMA)「DASH 遠投カゴ釣り仕掛け」は、サビキ針×2本、食わせ針×1本の仕様で、本格的なカゴ釣りに適した釣り針です。
初心者でも扱いやすい全長120cmのセミショート仕様で、ラインが絡まるなどのトラブルを軽減させてくれます。
- 商品名:DASH 遠投カゴ釣り仕掛け
- メーカー:NPKナカジマ(NAKAZIMA)
- 規格:10号
- 販売価格(税込):211円
(トローリング)
- トローリングルアー(フェザー、スプーン、ミノー)
- ワイヤー仕掛け
(一本釣り)
- シンプルに太い道糸+針
- 餌(生き餌や疑似餌)
(ルアー釣り)
- メタルジグ(40〜80g)
- ポッパー、ペンシルベイトなどのルアー
- 青物用のフック
カツオ釣りで使うルアーのサイズや重量などは、カツオが捕食しているベイト(小魚などのエサ)に近づけることが基本になります。
イワシなど小型のベイトを捕食しているので、ルアーもイワシなどに合わせ、メタルジグとヘビーシンキングペンシルを選ぶのが一般的です。

引用元:https://fishingman.jp/products/kiza-65081
キザクラ(kizakura)「ラッシュホルダー マキマキ」は、イワシの姿を模したメタルジグで、誘い込むようフラット面とデルタ面が非対称ボディに設計されています。
好みに合わせてカスタマイズでき、魚種を限定しない釣り方が楽しめ、頭部のスプリットリングへアシストフックを装着すればショア(岸や海岸など)からの使用も可能です。
- 商品名:ラッシュホルダー マキマキ
- メーカー:キザクラ(kizakura)
- 重量:40g
- 販売価格(税込):990円
5. 餌(エサ)
カゴ釣りや一本釣りのエサは冷凍オキアミやイワシ、サンマの切り身、ルアー釣りでは人工餌(ジグ・プラグ)が中心になっています。
トローリングでは専用ルアーか、大きめの餌(イワシ・サバなど)を流しながら釣りますが、冷凍を使う場合は半解凍がベストです。
イワシは10~15cm程度の小型のもの、サバはやや大きめの15~25cmほどのものを選び、冷凍の場合は完全に解凍してしまうと身崩れが起きやすくなり、針を通すときに身が裂けてしまうことがあります。
カツオの釣り方のコツ・テクニック

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/B7-2176321/
カツオは群れで回遊している魚なので、まずは群れを見つけることが重要ですが、海上からカツオの群れを見つけるコツやテクニックがあります。
これらコツやテクニックを抑えておくことで、カツオの群れが見つけやすくなり、釣果につなげやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 群れを見つける工夫
カツオが小魚を追い回すと、小魚を狙うカモメやウミネコが集まり、群れの上空を旋回しているので、釣り人はこれを目印にしています。
水面に波紋や飛沫が立つ「ナブラ」は絶好のチャンスで、ナブラが現れたら速やかに仕掛けやルアーを投入しましょう。
黒潮の流れの境目や潮目(海面から見ると海藻や泡などが細長い筋のようになっている場所)は餌が集まりやすく、カツオが回遊するポイントになりやすいので、潮目を狙うと釣果につながりやすいです。
ナブラとは
ナブラとは小魚が捕食魚から追われ、水面まで逃げるときに起こる波しぶきのことです。
海中からはカツオなどの魚が小魚を追い、水面まで追い込まれた小魚がさらに逃げようと、水面を飛び出す勢いのときにナブラが起きます。
海中ではカツオの群れが小魚を捕食しようと集まっているため、カツオの狙い目です。
2. 手返しの速さ
カツオの群れは一瞬で散ってしまうため、群れが足元を通過する時間は短く、迷わずに投入できるよう仕掛けを常に準備しておきましょう。
カツオは掛かると一気に引き込んでくるため、やり取りを長引かせると群れが逃げてしまいます。
予備の仕掛けを複数セットしておき、トラブル時はすぐ交換できるよう準備をしておくと、チャンスを逃がしにくくなります。
3. 魚を寄せる工夫
カツオの群れが近づいたら、小刻みに撒き餌(コマセ)撒き続けることで、カツオをより長く留められますので、惜しみなく投入しましょう。
大声を出したり、大きな動作を行ったりするとカツオの群れを驚かせるため、落ち着いた動きで、できるだけ静かに投入するなど群れを散らさない操作が必要です。
仕掛けや餌が撒き餌の群れに自然に混ざるよう、潮の流れや仕掛けなどの位置を意識して調整することで、カツオに警戒心を与えることなくエサに食いつかせられます。
4. 食わせの工夫
カツオは平均して時速20~50km、ときには60km以上で泳ぐ俊敏な動きをする魚なので、ルアーや餌を速めに動かすと食いつきやすくなります。
ベイト(小魚)の大きさに合わせた針やルアーを選ぶと、ヒット率が上がりやすくなり、餌は不自然に浮かせず、潮に乗せてエサが泳いでいるかのように流すのが理想です。
カツオは泳ぐ速度も警戒心も高い魚で、エサが回転していると死んだエサと判断し食いつかないので、針を通す位置にもこだわってみましょう。
エサの針の付け方
針を1本だけかける「1本針仕掛け」の場合、エサの口から針を通し、頭の中心(脳天のあたり)から針を出し、ラインやワイヤーが魚の体の中心線上をまっすぐ通るようにします。
二本針仕掛けの場合は口から一つ目の針を通し、もう一つを背中か腹に軽く掛け、針と針の間のテンションを軽く張るように調整し、エサの泳ぎが安定するようにしましょう。
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