【アオリイカのウキ釣り入門】釣れる時間帯・場所・仕掛けをわかりやすく紹介

【アオリイカのウキ釣り入門】釣れる時間帯・場所・仕掛けをわかりやすく紹介

アオリイカのウキ釣りについて

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/9F-101375/

アオリイカのウキ釣りとは、活きたアジなどの小魚(ベイト)をエサに、ウキ仕掛けで海に流してアオリイカを抱きつかせ、釣り上げる方法です。

エサとして使うアジが海中で自然な動きをするため、イカが本物と感じてアタックしてきますが、アオリイカのウキ釣りの特徴は以下のようになっています。

アオリイカのウキ釣りの特徴

項目 内容
釣り方のタイプ 待ちの内容(基本はウキの動きを見る)
対象魚 アオリイカ(春:大型狙い、秋:数釣り狙い)
エサ 活きたアジや冷凍アジなど、小魚
場所 堤防・磯・漁港など、足場が安定していて潮通しの良い場所
釣れる時間帯 夕(ゆう)マズメ~朝マズメが特に好機

アオリイカは視力が非常に良く、動いている小魚に反応する性質を利用し、海中で自然に泳ぐアジの動きを活かせるため、非常にナチュラルにアピールできるのが大きな特徴です。

さらに、ウキがあるとアジの泳ぎやイカのアタリが視覚的に分かり、イカがアジを抱えたまま海中を動いた際に、ウキが沈む・動くことでアタリが明確になります。

視力がよいアオリイカに自然とアピールでき、ウキによってアタリが視覚的かつ明確に分かるのが、アオリイカのウキ釣りの特徴です。

アオリイカのウキ釣りにおけるメリットとデメリット

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/9A-326843/

活きたアジなどを使いアオリイカに視覚的にアピールするウキ釣りですが、メリットとデメリットがそれぞれあります。

アオリイカのウキ釣りにおけるメリットとデメリットを解説していくので、アオリイカを釣る際の参考にしてみてください。

メリット

アオリイカのウキ釣りのメリットは以下の通りです。

  • 待ちの釣りで体力を使わない
  • アタリが見える(視認性が高い)
  • 初心者や子どもでも扱いやすい
  • 自然な誘いができる
  • 夜釣りにも最適

基本的にウキを浮かせてアオリイカのアタリがあるまで待つ釣りなので、待っている間にロッドアクションなどほとんど不要で、体力を使わないメリットがあります。

また、ウキの沈み込みによってアタリが明確にわかりやすく、釣りの初心者や子どもでも扱いやすいです。

活きたアジを使うことが多く、アオリイカに対して自然な誘い込みができる上、夜釣りにも最適なので時間帯を問わず楽しめるのもメリットになります。

デメリット

アタリが来るまで待つだけなので体力をほとんど使わず、ウキによってアタリもわかりやすいので、初心者でも扱いやすいのがアオリイカのウキ釣りですが、逆にデメリットもあります。

  • 仕掛けがやや複雑
  • 活きエサの準備が面倒
  • 潮や風の影響を受けやすい
  • ポイント選びが重要
  • アワセのタイミングがシビア

準備ができてしまえば初心者や子どもでも楽しめますが、仕掛けがやや複雑で、さらには活きたアジなどのエサを準備するのが大変な面がデメリットです。

ウキが漂っているため潮や風の影響を受けやすく流されやすいほか、釣り場所のポイント選びが重要になってくる点もデメリットになります。

また、アタリが来たときに針を食い込ませる「アワセ」のタイミングがシビアなので、アタリのあとのアクションがやや難しい点もデメリットです。

こんな人におすすめ

アオリイカのウキ釣りは以下のような人におすすめです。

  • 初めてアオリイカを釣ってみたい人
  • 活き餌を使った釣りを試してみたい人
  • 親子や友人同士でゆっくり釣りを楽しみたい人
  • アオリイカを調理して食べたい人

アオリイカのウキ釣りがおすすめな人について、各項目を順番に見ていきましょう。

初めてアオリイカを釣ってみたい人

アオリイカのウキ釣りは、ウキの沈みによってアオリイカの反応が視覚的に分かるため、アタリを取りやすく初めてアオリイカを釣ってみたい人におすすめです。

一般的なイカ釣りであるエギングと比べ、ロッドアクションでアオリイカに反応させる必要がないため、釣り初心者や子どもでも釣りが楽しめます。

テクニックを必要としないウキ釣りは手軽さの面から、アオリイカ釣りを初めてする人や、釣り初心者にもおすすめです。

活き餌を使った釣りを試してみたい人

活きたアジなど、アオリイカの餌(ベイト)を使った釣りを楽しみたい人や、餌釣りに慣れている人もアオリイカのウキ釣りがおすすめ。

アジやイワシなど活きた餌を用意する必要はあるものの、餌である魚が海中を自然に泳ぐため、視力のよいアオリイカに違和感なくアピールできます。

また、イカ釣りで人気のエギングではロッドアクションが必要になりますが、活きた餌を使うウキ釣りでは魚が勝手に泳ぐため、アクションが必要ありません。

親子や友人同士でゆっくり釣りを楽しみたい人

アオリイカのウキ釣りは、ウキを見ながらアオリイカの反応を待つだけなので、親子同士や友人同士でゆっくり釣りを楽しみたい人にもおすすめです。

エギングはロッドアクションでエギ(疑似餌)を動かし、アオリイカにアピールする必要がありますが、ウキ釣りは餌を海中に放った後はロッドを動かす必要がありません。

そのためのんびりとした釣りになるので、仲間と会話でもしながらゆったりとした釣り時間を楽しみたい人におすすめです。

アオリイカを調理して食べたい人

自分でアオリイカを捌ける人なら、自分で釣ったアオリイカを調理して食べたい人にもおすすめ。

アオリイカは濃厚な甘みや旨味、独特のコリッとした食感で、寿司や刺身のネタとしても人気が高いです。

自分で釣り上げたアオリイカを調理し食べるのは、市販されているアオリイカを買って食べるのとはまた違った喜びも生まれます。

アオリイカはスルメイカほど多くはないものの、稀にアニサキス(線状虫)やニベミニア(米粒状の虫)がいることがあるので、自分で調理する場合は寄生虫を見落とさないよう注意し、しっかり取り除きましょう。

アオリイカのウキ釣り 仕掛けの全体像

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/89-187069/

アオリイカのウキ釣りは、活きたアジなどを泳がせてアオリイカを食いつかせる釣りで、ウキの動きによって簡単にアタリが分かります。

アオリイカのウキ釣りに必要な道具と、どのような役割を持つ道具なのかを解説していきますので、参考にしてみてください。

必要な道具と解説

アオリイカのウキ釣りに必要な道具は、次の表のようになっています。

パーツ 説明・ポイント
竿 磯竿の3~4号(4~5m)で、柔らかくて遠投しやすい竿が最適
リール 中型のスピニングリール(2500〜3000番台)で、遠投もしやすいドラグ付きが便利
道糸(メインライン) ナイロン2.5~3号(比重が軽くてウキと相性が良い)、PEでも可(リーダー必須)
ウキ 目立ウキor電気ウキ(1~3号)夜釣では光るタイプが良好
オモリ 中通しオモリを使用。ウキとバランスを取る(1~3号)
シモリ玉 ウキ止めの下に付け、ウキが通り過ぎないようにする
サルカン(スイベル) ラインのヨレ防止とハリスと道糸の接続
ハリス フロロカーボン1.5~2号、長さ1.5~2m
掛け糸(イカ針) アオリイカ専用の掛け針(カンナタイプ)や仕掛け済みのアジ用針(2本針式など)
エサ 活きアジ(10~15cm)
冷凍アジやサバでも代用可能だが、食いは活きエサにやや劣る

それぞれの道具はどのような役割なのかと、選び方の基準を順番に詳しく見ていきましょう。

竿

アオリイカのウキ釣りで使う竿(ロッド)は、1号~3号程度(3.5m~5m前後)の磯竿かエギングロッド(イカ釣り竿)が適しています。

これから始める人やウキ釣りになれていない人は、4m前後の短めの竿が扱いやすいです。

長めの竿は重量がありますが、アオリイカのアタリが来たときに合わせやすく、基本仕掛けを海に流して待つだけなので、キャストを繰り返す釣りに比べ、体の負担に少なくなっています。

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-253507

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SHIMANO(シマノ)「アぺルト 2-520A」は、夜釣や悪天候など、釣り環境に影響されにくいインナーガイドを搭載したアオリイカ用ロッドです。

アオリイカモデルはアタリが認識しやすいよう穂先が白塗りされており、品番の末尾に(A)と付いているのがアオリイカモデルとなっています。

  • 商品名:アぺルト 2-520A
  • メーカー:SHIMANO(シマノ)
  • 品番:2-520A
  • 全長:5.2m
  • 重さ:195g
  • 継ぎ方式:振出
  • 継数:4本
  • 販売価格(税込):21,447円

リール

リールは2,500~3,500番規格のスピニングリールが、アオリイカのウキ釣りに適しています。

安定して道糸(ライン)を巻ければいいので、高額なものを用意する必要はありませんが、ほかの釣りも楽しみたい人は、汎用性のあるスピニングリールを選ぶのがおすすめです。

また、ドラグ付きのスピニングリールを選べば遠投もしやすくなるので、アオリイカで遠投をしたい人やほかの釣りでもリールを使いたい人は、ドラグ調整できるものを選びましょう。

引用元:https://fishingman.jp/products/smn-043214

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初心者から上級者まで、幅広いアングラー(釣り人)が使える高いパフォーマンスを持ったリールが、SHIMANO「ナスキー C3000HG リール スピニング(汎用)」です。

リールの回転を支えるメインギア部分にこだわり、ハードな使用にも対応するほか、コアプロテクトによる防水機能を備え、ボディ内部への浸水も防いでくれます。

  • 商品名:ナスキー C3000HG リール スピニング(汎用)
  • メーカー:SHIMANO(シマノ)
  • 品番:C3000HG
  • 重さ:240g
  • ギア比:6.2
  • 実用ドラグ力:3.5kg
  • 最大ドラグ力:9kg
  • 販売価格(税込):14,298円

道糸(メインライン)

道糸(メインライン)は、伸びがあって扱いやすい2.5〜3号のナイロンラインがアオリイカのウキ釣りに適しており、比重が軽くてウキとの相性が良いです。

長さは150m程度あればOKで、水に浮くフロートタイプではなく、サスペンドタイプを選ぶと波風の影響を受けにくくなります。

中級以上の人や遠投を重視する場合は、ナイロンラインよりも感度が高く遠投しやすい1.2号~2号前後のPEラインも使えますが、ナイロンラインと比べ、風の影響を受けやすく結束が難しい点がデメリットです。

引用元:https://fishingman.jp/products/sul-4968813966240

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サンライン(SUNLINE)「磯スペシャル Osyare」は、色分けによって仕掛けの流れが把握しやすい道糸です。

メインとなるシルキーホワイトの後、イエローグリーンとピンクをマークカラーに採用、2色の間にブルーを配色した100cm(1m)で1サイクルとなっているので、道糸の状況がわかりやすくなっています。

  • 商品名:磯スペシャル Osyare(オシャレ)
  • メーカー:サンライン(SUNLINE)
  • 号数:2号
  • 長さ:150m
  • 販売価格(税込):2,055円

ウキ

ウキは2~3号のもので、夜釣りや曇などで暗い場合は、2〜3号程度の電気ウキが適しています。

電気ウキはウキが発光するタイプのウキで、夜釣りでは光ってアオリイカを誘い込むために必須です。

軽いウキは感度が良く、アオリイカにも違和感を与えにくいですが、活きたアジなどがウキを沈めることもあるので、重さとのバランスも大事になります。

引用元:https://fishingman.jp/products/hmd-4997223436579

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プロマリン「磯波止万能ウキ」は、磯や波止釣りに最適な汎用性の高い万能ウキです。

スリム型のボディは感度がよくアタリがわかりやすいので、アオリイカのウキ釣り初心者の人にもおすすめ。

  • 商品名:磯波止万能ウキ
  • メーカー:プロマリン(PRO MARINE)
  • 規格:2号
  • 販売価格(税込):332円

引用元:https://fishingman.jp/products/hpsn-yf-801tf

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高輝度LED採用で、高い視認性を実現しているのがハピソン(Hapyson)「2点発光高輝度磯ウキ」です。

ウキの変化がわかりやすい高輝度LEDを2点備え、高浮力で安定性に優れているため、荒磯での遠投にも安心して使えます。

  • 商品名:2点発光高輝度磯ウキ
  • メーカー:ハピソン(Hapyson)
  • 適合オモリ:1号
  • 本体質量:8.5g(電池含)
  • 電池寿命:連続約10時間
  • 販売価格(税込):1,419円

オモリ

オモリには中通しオモリ(オモリの中心に道糸を通す穴が空いたオモリ)を使用し、ウキとバランスを取るのが必要です。

基本は1~3号ですが、オモリを選ぶ際の目安としてウキの号数と同じか、0.5号~1号程度軽いオモリを選ぶと、ウキとオモリのバランスが取れます。

夜釣りで電気ウキを使用する場合は、電気無しに比べルアー自体に重さがあるため、0.5~1号程度重めのオモリを選ぶのがおすすめです。

引用元:www.amazon.co.jp/dp/B000AR6VUG

第一精工「釣り用オモリ 中通し シルバー」は、0.3号~2号まで、さまざまな号数の中通しオモリがラインナップされています。

釣り場や天候など、状況に応じてオモリが変えられるよう、数種類のオモリを用意しておくと便利です。

  • 商品名:釣り用オモリ 中通し シルバー
  • メーカー:第一精工
  • サイズ:0.3~2号
  • 入数:号数によって変化(0.3号:10個~2号:5個)
  • 販売価格(税込):112~409円(号数による)

シモリ玉

シモリ玉とは、ウキが下がりすぎないようにするための道具のことで、ウキ止め(道糸の結び目)とウキの間に入れます。

シモリ玉はシモリウキとも呼ばれ、プラスチックなどでできた小さな円、または楕円状をしており、あまり目立たない道具です。

引用元:https://seiko-company.com/?pid=151457770

清光商店(SEIKO)「テーパー式シモリ玉」は、極小から特大まで7種類のサイズがラインナップされており、釣り場や状況に応じたシモリ玉が選べます。

価格が100円程度(2025年8月現在)と安価なので、ほかの釣り道具と一緒に購入するのがおすすめです。

  • 商品名:テーパー式シモリ玉
  • メーカー:清光商店(SEIKO)
  • サイズ:極小~特大の全7サイズ
  • 入数:サイズにより異なる(極小:8個~特大:4個)
  • 販売価格(税込):107円(サイズに関係なく一律)

サルカン(スイベル)

サルカン(スイベル)とは、道糸(ライン)とハリスの間などにつなぎ、ラインのヨレを防止するための道具のことで、アオリイカのルアー釣りでは道糸とハリスをつなぎます。

サルカンの種類は、胴体が回転し道糸の絡まりを防ぐローリングサルカンのほか、輪の先に開閉できる金具が付いたスナップ付きサルカン、片方を道糸に結ばずに接続できる、自動ハリス止め付きサルカンなどが一般的です。

アオリイカのウキ釣りではスナップ付きサルカンが使われますが、道糸のヨレがきになる場合はクレンサルカン(回転がよい)やローリングサルカン(回転はいいがやや高価)を選ぶのがおすすめ。

引用元:https://fishingman.jp/products/hmd-4997223451404

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プロマリン「TEスナップ付サルカン」は、スナップ付きサルカンの定番モデルです。

こちらはスタンダードなタルサルカンなので、遠投などで道糸のヨレが気になる場合は、クレンサルカンかローリングサルカンを選ぶと良いでしょう。

  • 商品名:TEスナップ付サルカン
  • メーカー:プロマリン(PRO MARINE)
  • 規格:2号
  • 入数:6個
  • 販売価格(税込):79円

ハリス

ハリスとは釣り針に直接結ぶ糸のことで、アオリイカのウキ釣りではおもに、フロロカーボン素材の1.5〜2号で1.5m~2m程度の長さにして結びましょう。

ハリスにある程度の長さを設けることで、アオリイカの餌となるアジなどの魚が自由に動き回れ、視力の良いアオリイカに警戒心を与えづらくなります。

引用元:https://fishingman.jp/products/kiza-028854

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キザクラ(kizakura)「全層ハリスHalist」は、高品質なフロロカーボン原糸に耐摩耗性やスベリ特性に優れた樹脂加工が施されています。

適度な弾力があり、対衝撃性能も抜群で扱いやすいフロロカーボンハリスです。

  • 商品名:全層ハリスHalist
  • メーカー:キザクラ(kizakura)
  • 規格:1.75号
  • 長さ:50m
  • 販売価格(税込):1,705円

掛け糸(イカ針)

掛け糸(イカ針)には、アオリイカ専用の掛け針(カンナタイプ)や、仕掛け済みのアジ用針(2本針式など)を選びましょう。

活きアジを掛ける専用の針が付いた2本針タイプが主流で、アジの鼻や背に掛け、アジがある程度自由に泳げるようにします。

引用元:https://fishingman.jp/products/ssm-4941430313093

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アオリイカ釣りに必要なウキから針までセットになっているのが、ささめ(SASAME)「うきうき堤防イカのりのりセット」です。

ドングリ型のウキ(3号)や、1.5号のオモリなどがセットされているので、初めてアオリイカ釣りに挑戦する人におすすめのセットになっています。

  • 商品名:うきうき堤防イカのりのりセット
  • メーカー:ささめ(SASAME)
  • サイズ:L
  • 長さ:6m
  • 販売価格(税込):1,120円

エサ

アオリイカのウキ釣りの餌には活きたアジを使うのが定番ですが、ほかにもイワシやメジナなどでも釣れますが、イワシは弱りやすいのでアジに比べ扱いがやや難しい反面、アオリイカの食いつきが良いです。

冷凍のアジを使う場合は、仕掛ける前にしっかり解凍しておかないと海中で不自然な動きになり、アオリイカに警戒心を与え釣れなくなるので、しっかり解凍しておきましょう。

餌となるアジは現地調達するか、活きたアジに食いつきは劣るものの、スーパーに売られている死んだアジでもOKです。(大きさは15cm前後のアジ)

仕掛けの手順(構築方法)

アオリイカのウキ釣りには、オモリやサルカンなどやや多くのものが必要になりますが、順を追って1つずつ取り付けていけば簡単にセットできます。

アオリイカのウキ釣りの仕掛けを構築する順序は、以下の通りです。

  1. 竿に道糸をセット
  2. ウキ止め糸を通し、ウキが沈む深さを調整するための目印(ウキ止めゴムなど)を装着する
  3. シモリ玉を通す
  4. ウキを通す
  5. 中通しオモリを通す
  6. サルカン(スイベル)を結ぶ
  7. サルカンの先にハリスを接続

夜釣りの場合は、ウキの動きが光で確認できる電気ウキを使用しましょう。

アオリイカのウキ釣りの釣れる場所と時間帯・時期

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/BF-7394370/

アオリイカに限ったことではありませんが、選ぶ場所によって釣果が大きく変わってきます。

アオリイカのウキ釣りの釣れる場所と時間帯や時期について解説していきますので、これらを意識して釣果につなげてください。

<h3>釣れる場所(ポイント)</h3>

アオリイカのウキ釣りで、釣り場は以下のようになっています。

釣り場 ポイント
堤防・漁港 安全で初心者向き、実績多数
磯場 大型狙い向きだが装備必須
テトラ周辺 隠れやすい場所でヒット率高め(足元注意)

住まいの近場での実績が分かる、口コミなどによる釣り場と釣果を公開しているウェブサイトもあるので、確実に釣れる場所を知りたい場合は、そちらを参考にするもの良いでしょう。

釣れる時間帯

アオリイカが釣れやすい時間帯は朝マズメ(夜が明け薄暗い時間帯から日の出くらい直前までの時間帯)や、辺りが暗くなるにつれ警戒心が薄くなる夜間(18時~23時頃)です。

また、夕マズメ(日没前後の1時間)の暗くなる直前までもアオリイカの活性が高くなるため、釣れやすくなります。

真夜中から明け方にかけては潮の流れに影響され、潮によっては釣れにくくなることもありますが、アオリイカは夜行性のため、光の少ない時間帯が有利です。

釣れる時期(シーズン)

アオリイカが釣れる時期(シーズン)は、4月~6月の春が産卵期で大型が狙えます。

9月~11月の秋は数釣りシーズンで、小型が中心となりますが、アオリイカの活性高いため釣りやすいシーズンです。

アオリイカのウキ釣りでは、春と秋が特に最盛期なので、初めて挑戦する人はこの時期に始めると釣果につながりやすくなります。

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